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工事部 K.W
初めて刷毛やローラーを持って塗装したときの喜びは、いまも鮮明に!
仕事の流れとしましては・・・塗料の手配に関しては塗料メーカーさんに発注をかけると、直接当社に届きます。足場の組立は元請けが手配し、私たちはまずは洗浄して、養生(塗装しない箇所をカバーする作業)。そして、軒天などの各部を塗り、外壁・屋根の下塗り処理を施し、中塗り、上塗りの3工程で仕上げていきます。それがすべて終わり次第、養生を撤去。最終的に見直しをして、ちょっとしただめがあった場合は修正をして、掃除。最後に検査を行っていただいて完了というカタチです。
この仕事に入った若いころは、下積みで下っ端仕事しかやらされなかったので、一度、イヤになってやめようと思いました。でも、初めて刷毛やローラを持たされて、塗りはじめたときは面白さを感じました。段階的にさまざまな塗装作業をやらされることによって、やりがいが出てきました。最初の会社で16歳から塗装職人になり、18歳で職長になっていました。
それからある程度、年を重ねてからはやっぱり責任感が出てくるじゃないですか。その責任感によって、現場を納めるためのベストな段取りとかが、自分の中で確立していきました。最終的に完了してお客様が喜んでくれたときにはやりがいを感じますね。
若い人からの新しい発想は柔軟に取り入れる。
社内の若い人に関しては、教えることはほとんどないほど十分に出来ています。経験が長いから、年上だからといって、わざわざ出しゃばって教えなくても、こちらが思っている事をすぐに読みとって対応してくれるので、特にこれといった指示を出さなくてもスムーズに事が運ぶので、上に立っていると楽かもしれませんね。
もし経験の浅い人が当社に入社した場合は、担当の物件ごとに各職長が教えることになります。一人の上司に付いてということでなく、いろんな人から教わった方がいいと思います。昔は“このやり方”と上から教わりしたけど、正直、基礎さえできていれば答えは幾通りもあります。昔とは材料が変わっているし、現場の状況も変わってきているので、若い人から新しい発想が提案されたときには、それを理解して取り入れるようにしています。
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